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PowerBook150



警告

ここに書かれている内容は、全く保証されません。
あなたがこれを読んで何をしても、当ページおよび私は何も関知しません。
PowerBook150を分解することによって、Appleや販売店の無償保証規定 が適用されなくなることも、覚悟してください。



用意するものは、パワーブックオープナーと、メモリ、あと本体(笑)
オープナーはネジのサイズが小さいのと大きいもの、2本必要です。 Macintosh屋さんで手に入れてください。2本で\1,400程度です。
そうそう、一応、軟質プラスチックを削れるカッターナイフも用意してください。
これは鉛筆を削れるていどもので大丈夫です。

今回私が購入したメモリは コンテックの通信販売 で売っていたものです。



さて、では作業に入ります。まず、PowerBookのシステムを終了し (スリープじゃマズいかも)、電源を切ります。 ACアダプタやバッテリも外しましょう。 もちろん、その他のケーブルも外しておきます。
そうしたら、本体のフタを閉じて、裏返します。いよいよ...

本体底面の4本のネジ
PowerBook150の底面。手前がトラックボール部。

底面の4本のネジ(上の写真の赤丸内)と背面のネジ1本を外します。
いきなり上下が分離しないように気をつけてください。 ヘタをするとディスプレイケーブルが切きれてしまいます。



上下をゆっくりと分けます。ディスプレイケーブルは、 どうやって外そうかと考えているうちに、 勝手に外れてしまいました。参考にもならないですね。わはは(笑)
これで完全に分離します。

キーボードの裏面
キーボードの裏側。金属製電磁シールド板がある。

マザーボードが見える
マザーボードとメモリが見える。

マザーボードの左隅に拡張メモリが見えます(赤円内)。 メモリはコネクタ(白い部分)でマザーボードに取り付けられていて、 さらにプラスチックのステー(緑四角内)で支持されています。



このプラスチックのステーを外さないとメモリは外せません。
下の写真のようにつまんで引き上げれば外せます。ステーと、メモリと、 コネクタを一緒に外します。
マザーボードを外す必要はまったくありません。

ステーをつまんでいるところ
ステーをつまんで、メモリごと外します。



新旧メモリ
コネクタを今までのメモリ(上)から外して、新しいメモリ(下)にに付け替えます。
ところで、二つのメモリの形が少し違うの、わかりますか? 

コネクタを新しいメモリにつけます。



実は、今までのメモリには短辺の中央付近に小さな切り欠きがあるのですが、 新しいメモリにはありませんでした。これでは、ステーを取り付けられません。 ステーが無いと、メモリがグラグラして不安定になるだろうな...
もちろん、メーカーによっては切り欠きのあるメモリを売っているのでしょう。



そこでカッターナイフの登場です。現物あわせで、 メモリにあうようにステーを削ってしまいます。

ステーを削っているところ
ステーをカッターナイフで削ります。

ステーでなくメモリを削れば、 ステーはこれからも元のメモリにもまた使うことができるので、 こちらがいいと思った方は、メモリを削ってもいいでしょう。 私にはそれができそうになかったので、ステーを削りました...



ステーが取り付けられたメモリ
取り付けられるまでステーを削ります。

このように、メモリにステーが取り付けられたら、 メモリを外したときとは逆の順番でPowerBookを組み立てます。

組み立てが終わったら、バッテリーかACアダプタを接続して起動してみましょう。




無事に起動しましたか?
正常ならば「ファイル」メニューの「このMacintoshについて」 (最近のシステムでは「Macintosh」とは出ません) を開くとメモリ容量が変化しているはずです。

起動しなかったりエラーが出たら、もう一回作業を、 こんどはもっと注意してやって見てください。 どうしても正常にならなかったら、メモリを買ったお店で 聞いててみましょう。
メモリが不良品なら、保証期間内ならば交換してもらえるかも。
話を聞いてくれなかったり、原因が分からなくても、 私にメールを送ったりはしないでくださいね... ほぼ間違いなく、私はなにもわかりませんから。


ここに掲載した写真は、すべてKodak DC25 デジタルカメラで撮影したものです。 撮影モードはスタンダード(320×240ドット)、付属ソフトで若干の加工をしています。


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